ジブリ映画の中でも1位を争う人気の高さを争う「もののけ姫」。
そして、もののけ姫と言わずジブリ界の中でも生粋のイケメンとして人気のアシタカ。
しかし映画を見た人なら疑問に感じた人が多いと思いますが、
「アシタカさん!なんでカヤから貰った小刀をサンにあげた????」
今回はそんな疑問やサンとアシタカのその後についての考察をしていきます!
カヤとの関係
そもそも、「カヤとアシタカの関係ってなんなの?」って人がほとんどだと思うので、先に解説しておくとカヤはアシタカの許嫁です。
作中でカヤがアシタカのことを「兄様」と呼んでおり、ここで兄弟なのか?と思う視聴者の人が多くいると思いますが、これは室町時代の年上の男の人を呼びときの言い方です。(もののけ姫は室町時代の設定)
そして、アシタカが村から出て行くときに、カヤは村の掟を破り見送りに行き、黒曜石の小刀をアシタカに送ります。
これを最小に見た僕自身の感想としては、「ああ、お守りあげたんだな〜」としか思っていませんでしたが、どうやら深い理由があるらしいのです。
未婚の女性は男性に守刀をあげるのには「一生未婚であなたのことを想います。」という思いが籠っているのです。
これを受け取るシーンのセリフがこちら
カヤ「お守りするよう、息を吹き込めました。いつも兄様を想っています。」
アシタカ「私もだ。いつもカヤを想おう。」
うーーん!なんと切ないのでしょう。。。
サンに小刀をプレゼント??
もののけ姫を見ていた人が目と耳を疑ったのはこの場面でしょう。
カヤから貰った小刀あげるの???
まさに不倫現場を見た感じですね。。。
しかし!アシタカがそんな事をするわけがない!との希望を込めて何か理由がないかを様々なジブリファンが考察した結果を以下に載せていきます。
村に帰らない決意?
まず挙げられるのが、アシタカが村には二度と帰らない決意をしたというものです。
アシタカは腕に呪いを受けましたがその呪いが解ければ、村に帰る予定だったのかもしれません。
しかし、旅の途中にタタラ場やシシ神の森での経験を得て、ここで生きて行くという決意を決めます。
その結果、カヤから貰った大切な小刀を大切だからこそサンにあげたのではないかというものです。
宮崎駿監督のコメント
ここまで、色々と考察などをしてきましたがそんなものは宮崎駿監督に聞いてしまえばいいではないかということで宮崎駿監督のコメントを紹介します。
「男なんてそんなもん」
ん??思ってたのとだいぶ違いますね。。。
まあ、宮崎駿監督曰くそういう事らしいのでアシタカには少し残念ですがよくよく考えてみればそうなのかもしれないという事実がもう一つ見つかったので紹介します。
アシタカはそもそも王様
映画だけではあまり分かりませんが、実はアシタカはエミシの村の長になる予定だったのです。
昔でいえば、村の長ですの許嫁が一人とは限らないというのが現実です。
なので、そもそも現在の価値観の私たちの意見をアシタカに押し付けて、勝手に失望しているというのが間違いだったのかもしれません。
よくよく映画を見てみればアシタカのセリフは全て王様っぽいですしね。
まとめ
と最後は強引な考察だったかもしれませんが、今回はアシタカについて考察していきました。
どっちにしろアシタカはイケメンですし、小刀事件意外においては全てが素晴らしいのでこれからも永遠に人気であり続けるでしょう。
このサイトで他にも、都市伝説やジブリ飯などの記事もあるのでぜひ見てください。
終わり
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