【かぐや姫の物語】これさえ見れば分かる徹底解説

キャラ紹介

この記事では、「かぐや姫の物語」のキャラクターやストーリー、この映画の評価などを紹介していこうと思います。

これさえ見れば、かぐや姫の物語の大枠が掴めもう一度見たくなること間違いなしです。

この記事はネタバレを大いに含むので注意してください。

かぐや姫の物語とは

制作期間8年間、製作費50億円と言うとてつもない時間と費用を使って作られた「かぐや姫の物語」

この映画は日本人なら誰でも知っている、日本最古の物語「竹取物語」を原作としています。

ストーリーは原作通りですが、かぐや姫の心を描くことで、日本最古の物語に隠された人間・かぐや姫の真実が描かれています。

また、音楽は久石譲が担当しており、「いのちの記憶」は聞くだけで感動してしまいます。

高畑勲は監督は2018年に死去しており、歴史的天才が作る最後の作品となっています。

登場人物

かぐや姫

光るたけのこの中から生まれ、手に乗るほどの大きさの幼い姫の姿でした。

その日のうちには普通の赤子に成長。

約半年で少女に成長し、その成長の速さから、木地師からは「たけのこ」と呼ばれます。

都暮らしには馴染むことができず、屋敷の庭で故郷を模した箱庭を作ったりしていました。

原作では奥ゆかしく過ごす姫ですが、この映画では姫であることの窮屈さを嫌うようなお転婆な面が描かれています。

捨丸(すてまる)

この映画のオリジナルキャラクター。

木地師の子供達のリーダー的存在です。

山を去った後には、都で仲間と泥棒まがいのことをしていました。

その後、月に帰る直前のかぐや姫と再開しますが、その時は捨丸には妻子もいました。

翁(おきな)

光る竹の中にいるかぐや姫を見つけ、育てます。

本作の名前は「讃岐造(さぬきのみやつこ)」とされている。

かぐや姫を、高貴な姫君に育てることが姫の幸せだと信じて疑いません

悪いキャラクターではないのですが、人間っぽさがあり、人気なキャラクターではありません。

媼(おうな)

かぐや姫の育ての母。

かぐや姫の理解者であり、上京してからも野菜作りや炊事などをしています。

いつでも、かぐや姫のことを思っており、ネットでは媼が報われないのが悲しいとの声も。

相模(さがみ)

都でのかぐや姫の教育係を任されている女官。

女童(めのわらめ)

都にてかぐや姫の身の回りの世話をしている侍女見習いの少女。

外出できないかぐや姫のために桜の枝を折ってきたりと優しい一面があります。

SNSではハムスターみたいで可愛いと人気です。

斎部秋田(いんべのあきた)

翁がかぐや姫の名付けを頼み、「なよたけのかぐや姫」と名付けた人。

初老の人物。

解説

ここでは、かぐや姫の物語の大まかなストーリー紹介をしていきます。

まだみていない人はネタバレに注意してください。

かぐや姫誕生と山での暮らし

翁がある日、山で竹をとっていると、光り輝く竹を見つけます。

その竹の中にはその竹の中には手のひらに収まるサイズのかぐや姫が。

なんと、かぐや姫はその日のうちに赤子のサイズまで成長するのです。

さらに半年ほどで少女にまで成長します。

その成長の速さから、近くに住む木地師のこどもたちからは「たけのこ」と呼ばれます。

そのこどもたちの中には捨丸という少年もおり、みんなのお兄ちゃん的存在です。

都へ上京

翁は今まで通り、山へ竹を取りにいっているとたびたびひかる竹を見つけ、その中には黄金や豪奢な衣を授かる体験を繰り返します

翁はこれを、天がかぐや姫を立派に育てよと命じていると受け取り、かぐや姫のことを思い、都に上京します。

そして、都ではかぐや姫を立派に育てるために女官の相模をつ作法などを学ばせようとします。

求婚者

そんなある日、かぐや姫の噂を聞いた5人の貴公子が求婚に来ます。

しかし、かぐや姫はこの5人に無理難題を押し付けます。

3年後には、言われたものを持ってきたと言う貴公子たちでしたが、それは全部偽物でした。

また、貴公子のうちの1人は探している最中に死んでしまったことを知り、かぐや姫は心を痛めます。

その後、その話を耳にした御門はかぐや姫に興味を示します。

しかし、かぐや姫は御門を拒みます。

この出来事以降、かぐや姫は月を見上げるようになるのでした。

捨丸との再会

媼によりかぐや姫は山へ向かわせられます。

そしてそこで、成長して大人になった捨丸と再会を果たします。

そこでかぐや姫は捨丸となら幸せになれたかもしれないがもう遅すぎると言うことを語ります。

しかし、捨丸はそれでもかぐや姫と逃げたいといいます。

それに姫は喜び、2人は不思議な力で空をまい、抱きしめ合います。

しかし、月が現れると、2人は離れ離れになり、不思議な力で捨て丸にはこの出来事が夢と認識されます。

そして捨丸は自分の妻子の元へ帰っていくのでした。

月へ帰る

満月の夜、武士たちが警備する翁の屋敷に天人がきます。

武士たちは、天人の不思議な力で眠らされます。

そして、かぐや姫の正気も失わせ、羽衣を着せようとしますが、その時に童歌が聞こえ正気を取り戻します。

かぐや姫は泣きながら翁と媼に別れを告げます。

そして、かぐや姫は地球から去って行くのでした。

評価

この超大作のかぐや姫の評価はどうだったのかをSNSでのコメントなどから用いてまとめてみます。

かぐや姫の罪と罰。この意味を理解した時に映画の本当のメッセージが分かる。

金と時間と人を湯水のように使う天才が居るとこんな作品ができあがる

なかなか見れる代物じゃないので見た方がいい

最後のシーンで号泣した!!

曲が好きすぎる。

全てのキャラクターに命が宿っているかのような、異様な生命感に鳥肌が立った。。

などなど、様々なコメントがあります。

コメントを見ているだけでも映画を思い出して感動してしまうほど素晴らしい作品です。

まとめ

「かぐや姫の物語」は見れば見るほど感動し、高畑勲監督の最後の作品でもあり、見ていると涙が溢れてきます。

まだ見ていない人には是非見て欲しい作品ですので、ぜひDVDを借りてみてみてください。

このサイトでは、他にもジブリの都市伝説やジブリ飯などの記事も書いているのでぜひみてください。

終わり

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